皆さんこんにちは。
今回は、言わずと知れたアンパンマンの生みの親、故やなせたかしさんの詩集『人間なんておかしいね』をご紹介します。
幼い時に両親を亡くし、戦争で弟さんを亡くし、奥さんにも先立たれ、
天涯孤独の身になっても前向きに生きようとした様が感じられる作品です。
表紙だけでなく、作中の詩は全てやなせさんの直筆で掲載されています。
アンパンマンだけでなく、作詞家としても有名なやなせさん。
『手のひらに太陽を』の歌詞も載ってます。
当然こちらも。
こちらは中でも一番気に入ってるページです。
戦争経験者のやなせさんの言葉にはどれも重みが感じられます。
落ち込んだ時、イラついた時、やりきれない時が誰でもあると思いますが、
そんな時にぼんやり眺めるのがおすすめな一冊です。
[Naoki_N]